仕事を辞めたい

30代で仕事を辞めたいと感じた時にはどうすればいいのか?

30代の仕事で人間関係を理由に辞めたい時には?

30代で仕事を辞めたい理由の1つが、職場の人間関係です。勢いで辞めたくなるのは人間心理として当然であるものの、まずその理由を分析する必要があります。なぜなら、ろくに考えずに今の仕事を辞めると、転職先にも馬が合わない人物がいるといった失敗になりやすいからです。
上司と反りが合わない場合には、どういった場面で怒られているのかを分析しましょう。どうでもよい雑用を押し付けられているのなら、とりあえず受けて、自分で優先順位をつけて受け流すのも1つの解決方法です。定期的に人事異動があるから、そこまで我慢すればいいこともポイントになります。
職場の同僚については、上司よりも回避が難しくなります。したがって、ただ嫌うのではなく、どこが合わなくて、自分から歩み寄れる部分はないかと努力する姿勢も大事です。自分が譲れないラインを決めておき、そこまでは許容する方法も効果があります。
取引先で嫌な人がいるケースでは、いつまで自分が接するのかを冷静に考えると落ち着けます。業界として御用聞きに徹しているパターンでは、将来の転職に備えて対人スキルを磨くと考えましょう。自分ができる範囲で無理なく対応するぐらいの考えになれば、一歩引いたポジションで応対できます。

30代の仕事でやりがいを感じられなくて辞めたい時には?

一通りの仕事に慣れてきた30代で、モチベーションの低下によって辞めたいと感じたら、いったん仕切り直しましょう。5年後、10年後に自分が何をしているのかをイメージすると、やりがいを取り戻せます。基本的に職場の先輩が未来の自分なので、改めてどのように過ごしているのかを観察してみることをおすすめします。
たとえば、自分の目的が職場での昇進ならば、いつまでも上のポストが空かない環境にいてもミスマッチです。逆に、仕事帰りのプライベートを大切にしたい状況では、退屈な仕事でも負荷が少ない職場が理想的となります。
やりがいのある職場は、理想の自分に近づけるか、自分が周囲から必要とされるかのどちらかです。前者なら、一時的に大変でも、なりたい自分へ進んでいける仕事が向いています。そして、後者では、自分が30代までに培ってきたスキルや経験を活かせるところを探しましょう。
とにかく我慢をするのではなく、自分が笑顔で働ける仕事を追求することが重要です。自分が辞めたいことを深く掘り下げ、やりがいのある仕事を具体的に把握すれば、大人の対応を行えます。訳も分からず、生活のためだからとひたすらに毎日耐えるのは、精神衛生上でも良くありません。

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