仕事が嫌で辞めたいと思ったならとりあえず辞める？
昨今のビジネス社業界では、”転職することに対して、大きな抵抗を感じることが少なくなってきました。数十年前であれば、「転職するヤツは根性のない人間」というレッテルを張られたものでした。
しかし、今ではそのような見方をする企業はかなり減ってきています。大手の企業でも新卒の定期採用だけでなく、中途採用のチャンスを広げているからです。
これはキャリアアップを目的にしたこと転職希望者が多いためで、企業側も新入社員と異なり、即戦力として使える人材として重要視しているのです。
もし、あなたが今の仕事を辞めたいと思っているのであれば、転職活動をするようになってくるでしょう。
但し、ここで注意しなければならないことがあります。それは「とりあえず辞める」ということです。
今の職場環境が自分に合っていないことや、人間関係もうまくいっていないという場合にこのような行動を取るかもしれません。
しかし、あまり焦って退職してしまうことは、あまりにもリスクが大きいことを認識しなくてはなりません。
「辞めたい＝転職したい」という気持ちが高まってきたのであれば、辞める前に何をなすべきかを冷静に順序立てて考えていく必要があるのです。
仕事を辞めたいと思っても、とりあえず辞めることは避けよう
仕事を辞めたいと思っても、とりあえず辞めるようなことは避けた方が無難です。
理想を言うのであれば、転職先・再就職先が決まってから辞めることが望ましいと言えます。
今では、退職して転職するまでの間に一定期間、失業手当がもらえる制度があります。そのために転職が決まらなくても、しばらくが生活することができるでしょう。
しかし、安心して次の世界にスムーズに飛び込んでいくためには、とりあえず再就職先が決まるまでは、現職を辞めないようにしておくことがいいでしょう。
現職中に、これまで自分が培ってきた経験やノウハウ・スキルをどのような業界や職種で活かすことができるのかを整理して再就職する前にやっておくことが大切です。
これをやっておくことで、自分のやりたいビジョンが明確なり、転職先の面接でもスムーズに採用される可能性が高くなってきます。
とりあえず辞めることをしてしまうと、ゆっくりと自己分析やスキルの棚卸しができなくなり、結果的に思うように転職ができないとなっていく可能性があるわけです。
もし、今の仕事が面白くないために辞めることであっても、冷静になって、自分を振り返るようにしておきたいものです。
焦る必要がないのですから。
