新卒は仕事を辞めたいとうつのように感じることがある
新卒で会社に入社した時は、誰でも大きな不安を抱えるものです。本当に自分に仕事ができるのかわからず、心配する気持ちに支配されやすいです。そのため入社して間もなく「入社前に想像していた職場と違う」「社内での人間関係作りが難しい」「仕事が辛くてしかたない」など仕事に対してネガティブな感情を抱いた場合は、心の中で「辞めたい」と思ってしまうことがあります。理想と現実にギャップを感じたら、誰でも多かれ少なかれショックを受けますよね。そのショックが大きいと、自分がうつになってしまったように思えます。
働き始めれば、学生時代と比べて環境が大きく変わります。単に勉強していれば良かった学生時代とは異なり、社会人になったら会社の利益を出すために頑張って働かなければなりません。生活がガラリと変わりますので、精神的にナイーブな人ほど心への負担が大きいです。
新卒は誰しもその壁に当たりますから、仕事を辞めたいと思いやすいです。まるでうつのようにふさぎ込んでしまい、出勤前に気分が落ち込んでしまうこともめずらしくありません。メンタルがタフで何事にも動じない人なら平気ですが、そうでない人はうつのように感じることがあります。
新卒で仕事を辞めたいとうつのようになったらしたいこと
もしもうつのように感じてしまったら、仕事をどうやったら受け入れられるのかを冷静に考えましょう。心が辛いと辞めたい気持ちが強くなってしまいがちですが、その感情に任せてすぐ辞めてしまうのはおすすめできません。なぜなら新卒の立場で働けるのはとても貴重で、その機会を自ら簡単に手放してしまうのはもったいないからです。
たとえば同じ新卒の立場で働いている友人に連絡し、抱えている悩みや辛さを打ち明けるのが対処法の1つです。友人と話すことで、今感じている辛さを共有できる可能性がありますよね。社会に出て悩んでいるのが自分だけではないとわかったら、少しは気持ちが晴れます。もし仕事が辛いと思ったら、恥ずかしがらずに友人や家族に打ち明けてみましょう。
またあくまで新卒の新人なのですから、仕事ができなくて当たり前だと開き直ることも大事です。できないながらも頑張ろうという姿勢さえ忘れなければ、先輩や上司も見捨てたりはしません。最初から完璧を求めないことが大切です。
ただ本当にうつなのではないかと感じたり明らかに心身に異変があった場合は、無理をしないで会社を休むのも選択肢の1つです。あまりにも酷い場合は、病院の受診も検討しましょう。
